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若い頃は、人に「あぁしろこうしろ」と言われたら素直にやるが、
「あれするなこれするな」と言われたら強烈な反発心を覚えたものだ。

「正夫ちゃん、○○しちゃダメでしょぉー、や・め・てぇ、ダメでしょう」
なんて甘ったるい声で子供をたしなめている母親をよく見るが、
あんな言い方なら子供は喜んで「ダメ」と言われたことをやり続ける。

24歳まで好き放題に生きてきて、家庭を持ったらいきなり
「ダメ」ってことが死ぬほど多くなり、
しかも「ダメ」の理由が不明確かつその時々で基準が変わる、
という理不尽な目に遇った。

僕の親は聡明で、「こいつは放っておくのが一番いい」と放任する部分と、
キッチリ締める部分を切り分けてくれたおかげで、
なんのストレスも感じず大人になったから、この「ダメダメ」の10年は辛かった。
毎日「自由はどこだ」、「どうして放っておいてくれないのか」と考え続けていた。

結婚に極めて不適合な人が結婚なんてして、周囲には迷惑をかけたし、
後半の2年ほどは無頼・放蕩の限りを尽くし、
心身共にボロボロの人だったと思う。
僕がキッパリ酒をやめたのはこの2年間のせいだ。

酒に関しては誰にも「やめろ」と言われなかった。
酒をやめさせたら人として崩壊するような危うさを
周囲に発散していたんだろう。
「やめろ」と言われなかったから酒をスッパリやめられた。
今や、正月の屠蘇酒を杯に3杯飲むだけで、完全にアルコールは嗜まない。

僕の友人も同じような目に遭っていて、大好きだったバイク遊びを止められ、
酒も控えさせられ、好きな車も売らされて、彼のやることなすこと
全部「こうすれば?」と徐々に除かれていった。
操り人形みたいなもんだ。

どうして「妻」という生き物は夫をコントロールしようとするんだろう。
たしか、彼がバイクをやめさせられた理由が「危ないから」だった。
バイクが危ないなら、飛行機もだめなはずだが、海外旅行には行っていたな。

以前かかわっていたボーイスカウトの活動に、子供の母親が大挙して現れ
そのうちの一人の若い母親が、子供たちを含む僕たちが
何かしようとするたびに金切り声をあげて「○○はダメッ」と叫ぶ。
たとえば「ボートは危ないからダメッ!」とか。
どうしてボートが危ないのか聞くと「底が尖っているからだ」という。
底が尖っているボートと平らなボートの危険度の差を論理的に聞くと
「とにかく尖ってると危ないのっ」と言うので、子供と一緒に帰ってもらった。
僕がボーイスカウトの活動をやめたのは、こういうバカな母親が
異常に増えたからで、こやつらがいなければ、今でもお手伝いしていたはず。

僕のモットーに「孤独は寂しくなくて、自由なのだ」というのがある。
一人でいれば他人に気がねすることなく、メシが食いたければ食えるし
電動工具を振り回しても「危ないからやめて」なんてことも言われず
こちらの都合を考えない下らないことを頼まれることもなく、自由だ。
もちろん、孤独にはリスクもあるけれど、自由を上回る喜びはない。

世間の妻や母親よ、お願いだから君らのバカを夫や子供に移さないでほしい。
君らは夫や子供から自立して、自分のことにもっと関心を持ちなさいね。


数日前に、電車の中でバカ母親とバカガキを多数見てしまったので、
嫌なことをたくさん思い出してしまった。

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僕には苦手なモノ・コトがたくさんある。

その最たるものに、弔事と慶事がある。
いずれも、親族の他、濃厚にお世話になった方や
やはりひそかに一方的に尊敬申し上げている(いた)方、
避けがたい義理や縁を除いて、例外なくお断りする。

「儀式」というのが苦手なんだと思うが、
予め定められた一定の決まりに従い動作をしたり、
予定調和というのが苦手なんだと思う。
十字を切ってアーメンと言うとか、二礼二拍手一礼くらいなら
数秒で済むから大丈夫なんだけど。


フランス料理が大の苦手で、あのゴチャゴチャと
色んなことをし尽くしたゴッテリした物体が
皿に乗って出てくると、中身を観察したくなる。
ぶ厚い衣の中に何が入っているか確認しないと
好き嫌い大魔王の僕は安心して食べられない。
中身が魚類だったら、絶対に食べない。

フランス料理が苦手になったきっかけは、
若い頃、強制的にクリスマスディナーだかいうのに
引きずられるように連れて行かれたことで、
そこで出た料理が決定的に不味かったこと。
魚が嫌いなだけに、魚の鮮度には敏感な僕は
「魚の鮮度が悪い」と思ったのだった…。

まぁ、フランス料理はいい。
もっと苦手なのは、買い物。
買い物に時間を費やすという習慣がないために
今日のように紳士服店で、ずっと密着している
店員さんに「すまんがあっち行ってくれ」と
哀願しつつ、試着して店員さんを呼んで直しを指示して…
ってことをしているうちにイライラしてきた。

集団行動も苦手で、ヒトと一緒に密集して
ゾロゾロ移動したりするのが苦痛で仕方ない。
関連するが、人ごみが極めて苦手で、
人ごみの中に入ると叫びそうになる。

歳をとると頑固になるというが、そりゃ本当だ。
どんどん苦手なモノ・コトが増えてきて、
家から一歩も出たくないことが多くなってきた。

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決定的ではないものの、PCが壊れてしまい、
いつ突如電源が落ちるかわからないまま、この記事を
書いている。

数日前に、電源を入れたら、なぜかDVDドライブが
ウィ~ンウィ~ンと出入りして、一向に立ち上がらない。
こういう時はバシッと叩くと直るはずだから
バシバシPC本体を叩いてみたが、ウィ~ンウィ~ンは収まらず
仕方なく強制電源オフ。

夜メシを食べてからもう一度電源オンしてみたがダメ。
本体のフタを開けて、MainのHDDをはずし、SlaveのHDDを
Mainに切り替えた。
僕はこういうことに疎いので、事前に色んな方に聞き、
OSを含めた最小限のバックアップをSlaveにとっておき、
こういう事態になったら取り替えようと準備していたので
無事立ち上がった。

即座にネットに接続して、かねて物色済みのPCを
ネットで購入。大散財だが、仕方ない。

そのSlaveのHDDもかなり古くて不安定だから、
いつ電源が落ちるか不安で仕方ないのは冒頭に書いた通り。
しかも、カタカタカタとキーボードを叩くて程度の作業で
CPUファンがビュービュー回るほどどこかがオカシイので
まぁ末期的症状なのは明らか。

代替のPCが22日に来るようだから、それまでは我慢。


さて。
梅干のことを考えてる(考えてる場合じゃないが)。

梅干というのは酸っぱくて塩辛いのが当たり前で、
酢っぱくなくて塩辛くない梅干なんて、梅干じゃないと思う。
ましてや、冷蔵保存じゃないと腐るような、
塩分5%などという、馬鹿馬鹿しい薄塩の梅干が
堂々とまかり通っている。
こういうマガイ物は法律で製造販売を禁止すべきだと思う。
であるから、僕は塩分18%以下の梅干を梅干と認めず、
「梅干類似品」と呼び、そういうものは購入しない。

僕は集団発狂しやすい日本人の国民性には長らく疑問を持っていて
誰か(ほぼテレビだ)が「〇〇です」と言ったら、
何の疑問も持たず、調べもせずに「ワーッ!」と1億人が
言われたままに突進してゆくことが怖くてしかたがない。

塩分の過剰摂取は高血圧や成人病の一因であろうけれど、
梅干を一日に100gも200gも食べるわけじゃないだろうに、
そこの塩分を削ってどうするというのだ。
せめて梅干くらいは減塩の対象からはずせ、と言いたい。

ぜひ次の国会で、「梅干18%法」を審議して、
塩分18%以下の梅干の流通は法律で禁止しよう。

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「趣味は面倒なことをわざわざ行うこと」なんだと
最近気づいてしまった。

たとえば。
大多数の人は、わざわざ材木と各種道具を揃えて家具を作らないし、
ましてやギターやバイオリンを頼まれもしないのに
嬉々として苦心惨憺数ヶ月もかけて作るなんて
大多数の人が普通「面倒」と思うことを
「楽しい」と思う人が、僕を含めて驚くほど多数
世間にはたくさんいることを知ってしまった。

ごく簡便に家具を作るなら、サイズに切られた材を
ビスとボンドで接着する方法もあるが、
僕を含めた「面倒好き」な人々は材を様々に加工し
ビスなしでガッチリ組み合わせて、家具を作る。

野菜づくりも、普通の人はしない。
スーパーで買えばいいのだし、その方がよほど安く、
季節や旬に関係なくたいがいの野菜が入手できる。
自分で育てる場合は、その野菜の一部始終を
じっくり観察できるし、「旬」がわかるようになるから
冬にスーパーでトマトを見たら「ん?」と思う。


趣味には哲学やタブーを持ち込まない方がいい。
面倒なうえに哲学やタブーを持ち込んでがんじがらめに
オノレを縛らない方がいいと思う。
単に趣味だし楽しみなんだから。哲学やタブーは楽しくない。

家具制作なら「ビスは使わない」とか、
野菜栽培は「有機・無農薬」とか。

僕は家具制作作でビス(ネジ)を原則使わないけれど、
板で組んだ棚で、ビスと接着剤の方が強度が出るなら
躊躇なくビスを使う。美観の問題はあるけれど。

野菜栽培で、適期に大きく成長させるには
効きの早い化学肥料を使えばいいことで、有機にはこだわらない。
有機の方が効きが長いから、元肥には有機を使う。
無農薬は難しい。自分が食べるものだから、なるべく無農薬で
育てたいけれど、収穫ゼロになるほど虫に食われちゃ
まったく無意味だから、必要最低限の農薬は使う。
ただし、なるべく人体に影響の少ない薬を
人体に影響のない時期(栽培初期)に使えばいいと思う。

このへんは「趣味は面倒を楽しむ」と言いながら、
過剰な面倒は一切廃する、だから無理しないという、
余計なストレスから開放されて楽しむ原則だと思うのだ。

面倒を楽しみつつ、哲学やタブーで自分を縛らず、
好きなことを好きなようにやる。
それが長続きする秘訣みたいだなぁ、と思います。

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畏友HIdekoさんが夫君Josephと来日された。

スターバックスで3人で話し、その途中で三人の写真を撮ってもらおうと
並びに座っていた若い男に、Josephが「シャッターを押してくれ」と頼んだら、
その男はなんと「今急いでるから」と断った。
急いでるならスターバックスでコーヒーなんか飲んでる場合じゃない気がするが、
とにかくカメラのシャッターも押せないほど急いでたんだろう。
JESUS CHRIST…。

右隣の若い女性二人組も「超迷惑」とか「スタバで記念撮影ウケるぅー」などと
言われそうだったので、店員さんに頼もうとしたところに一人の外国人男性が
スタスタとスターバックスに入ってきた。
Josephが頼むと気軽に「sure!」と引き受けてくれて、無事気軽に撮影終了。
この「sure!」は「もちろん!」っていう力強い同意・承諾で、
僕が好きな言葉のひとつ。
ところで「ウケるぅー」ってなんだ、「ウケる」って。

滞米中、バスに乗っていたら、車椅子の方が乗ってきた。
車椅子の固定をするのに運転手さんだけじゃ大変だろうかと思い、
手伝うために腰を浮かすと、並びに座っていたパンク風若者が
さっさと立ってストラップを車椅子にかけて、固定終了。
我が国ではけして見られない光景だったので、僕は心から感心。

Hidekoさんは、日本人は冷たくなった、と言っていた。
親切と穏やかさが日本人の美質だったのに、今は親切な人も
穏やかな人もいない。
シアトルあたりには、親切な人も穏やかな人もごくあたりまえに
たーくさんいる。
シルバーシートに健常な若者が堂々と座っているし、
携帯電話の使用はご遠慮くださいとアナウンスしている車内で
若者も中年も年寄りも携帯電話を使っているし、
どうしてこうも日本人はバカになっちゃったんだろう。

たぶん、これは何らかのテロなんだ。
日本人がバカになるウィルスか何かを某国がミサイルで
日本上空にぶちまけたんだ。
いや、某国じゃなくて前政権が政権時代に延々と
バカウィルスを撒き続けたのかもしれない。
でなきゃ、日本人がこんなにバカになるわけがない。

HidekoさんとJosephには嫌な日本を見せてしまったけれど、
Josephは穏やかに「そんなもんだよ」と言ってくれた。

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