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畏友HIdekoさんが夫君Josephと来日された。

スターバックスで3人で話し、その途中で三人の写真を撮ってもらおうと
並びに座っていた若い男に、Josephが「シャッターを押してくれ」と頼んだら、
その男はなんと「今急いでるから」と断った。
急いでるならスターバックスでコーヒーなんか飲んでる場合じゃない気がするが、
とにかくカメラのシャッターも押せないほど急いでたんだろう。
JESUS CHRIST…。

右隣の若い女性二人組も「超迷惑」とか「スタバで記念撮影ウケるぅー」などと
言われそうだったので、店員さんに頼もうとしたところに一人の外国人男性が
スタスタとスターバックスに入ってきた。
Josephが頼むと気軽に「sure!」と引き受けてくれて、無事気軽に撮影終了。
この「sure!」は「もちろん!」っていう力強い同意・承諾で、
僕が好きな言葉のひとつ。
ところで「ウケるぅー」ってなんだ、「ウケる」って。

滞米中、バスに乗っていたら、車椅子の方が乗ってきた。
車椅子の固定をするのに運転手さんだけじゃ大変だろうかと思い、
手伝うために腰を浮かすと、並びに座っていたパンク風若者が
さっさと立ってストラップを車椅子にかけて、固定終了。
我が国ではけして見られない光景だったので、僕は心から感心。

Hidekoさんは、日本人は冷たくなった、と言っていた。
親切と穏やかさが日本人の美質だったのに、今は親切な人も
穏やかな人もいない。
シアトルあたりには、親切な人も穏やかな人もごくあたりまえに
たーくさんいる。
シルバーシートに健常な若者が堂々と座っているし、
携帯電話の使用はご遠慮くださいとアナウンスしている車内で
若者も中年も年寄りも携帯電話を使っているし、
どうしてこうも日本人はバカになっちゃったんだろう。

たぶん、これは何らかのテロなんだ。
日本人がバカになるウィルスか何かを某国がミサイルで
日本上空にぶちまけたんだ。
いや、某国じゃなくて前政権が政権時代に延々と
バカウィルスを撒き続けたのかもしれない。
でなきゃ、日本人がこんなにバカになるわけがない。

HidekoさんとJosephには嫌な日本を見せてしまったけれど、
Josephは穏やかに「そんなもんだよ」と言ってくれた。

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Futon

「フトン」と書いてあるが、当地ではソファベッドのことらしい。
イギリスあたりでもフトンは英語になっていて、
wikipediaをのぞいてみたら、本当の布団とソファベッド様の写真が出ていた。

僕は昔も今もベッド派で、布団だと背中が痛くて寝られない。
そろそろベッドマットを買い換えたいが、うぅ…いつになるやら。

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seattle_2

僕の住んでいた家から歩いて6~7分のところに、レイク・ワシントンという大きな湖があった。
そこに奇妙な、やけにベターッと湖面に貼りつくような橋がかかっていて、まさかコンクリートの橋が浮いているとは思えず、毎回見るたびに「どんな構造なんだろうなぁ」と思っていた。
各種観光ガイドなどに「浮き橋」と書いてあるのを読み、実際に徒歩で橋を渡ってみようと思い、テクテク対岸目指して歩いてみたら、橋の中央部分は水面の上下に合わせて微妙にフワフワしていた。
しかも、橋の右は浪だっているのに左側は鏡のようにベターッとしていて、橋が湖面に密着しているのがわかった。
うん、不思議だ。

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seattle_4

前回のハードディスク・クラッシュの際、ほとんど失われていたと思っていた古いファイルが、フォルダの底の底から出現した。
妙にヘビーでタイトルも何もないフォルダを以前から「?」と思っていたが、元は滞米時代の大量のフィルムをスキャンした画像だから重くて不思議じゃないのだ。
まずは、パイク・プレイス・マーケットから。

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98年の暮れに、NYの写真師匠を訪ねたのは前述の通り。「コリアン・タウンの隣にインド人街がある」と写真師匠から聞き、早速次の夜に行ってみた。

基本的に碁盤の目の街づくりをしているマンハッタンでは、タクシーに乗り「〇〇アヴェニューと〇〇ストリート」というと目的地の至近に行かれ、ビルの番号(奇数なら南側、偶数なら北側などと街ごとに法則性がある)で目的地がドンピシャわかる。
で、タクシーを降りて「地図上ここだな」という場所には、なんとなく人が出入りしている建物があった。すぐに「店」と思えなかったのは、派手な照明も看板もなかったからで、それでもその建物の前に立つとカレーの匂いがしたので「店」とわかったのだ。
さて、店内へ入ると、正面にカウンターらしき設備があった。「カウンターらしき」と書いたのは、照明があまりにも暗く、カウンターだと思ったのは実はショーケースで、そのショーケースの中には菓子のようなものが入っているが、照明が暗すぎてそれが「菓子らしい」としか見えなかった。

「いらっしゃいませ、何人ですか?」と突如スーツがしゃべった。いや、スーツがしゃべったんじゃなくて、スーツを着た浅黒い顔のウェイターらしき人がしゃべったので、「あ、二人」と僕は答えた。「では、二階へ」とスーツに案内されて二階に上がったら、そこも真っ暗で、テーブルに小さなキャンドルが灯っていただけだった。スーツは香水のいい香りがした。
あまりに暗くてメニューも見えなかったが、その極小のキャンドルの光を当ててメニューを見ようとしたら、メニューの文字がこれまた小さくて、なんだかわからないので、野菜と豆のカレーとラムのカレーを頼んだ。

数分後、鼻先にいい匂いがしたな、と思ったら、カレーが出てきた。「ラムはどちら?」と聞かれたので、「僕」と答えるとカタッと小さな音がして僕の目にカレーが置かれた。数分しても目が暗闇に慣れず、カレーの皿に覆いかぶさるようにしてやっと皿の中身が見えるくらいで、「スプーンはどこだ?」とテーブルを手で探ると端の方にカチャリと何かが手に触れた。両手でそれをなでると、フォークだった。う~ん。

手探りでナンをつかみ、ちぎっては口に放り込み、スプーンを皿と思われる場所に突っ込んでカレーを食い、それでも匂いと味は最高なので、バクバク食べた。とても美味しかったが、何も見えない、というのは不思議な感覚だった。
そばを香水の香りが通り過ぎたので、「いくらかね?」と聞いたら、「フォーティーン・プラス・チップ」と答えたので、「一人14ドルとは意外に高いなぁ」と思いつつ、28ドルとチップ4ドルをテーブルに置いて、真っ暗な階段を下りて外に出た。
帰りのタクシーを拾おうと左右をキョロキョロしていたら、店の中からスーツ姿のスラッとした男が出てきて、「あなた間違ってる」と言い、16ドル返してくれた。合計で14ドルだったのだ。
スーツからは香水の匂いがしたから、彼はあのウェイター氏だった。

しかし、なんでまた、ああも店内が暗いのだろう。もう少し明るかったら美味しく食べられるのになぁ、と写真師匠に報告したら、「皿やテーブルが汚くて、それを隠したいのかもしれないな」と言っていた。なるほど。

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