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木更津に会社が移転し、駅から会社まで脚がないために、社員の送迎用にハイエースを導入した。
導入したはいいが運転手が決まらず、約2週間僕が運転手になった。

ハイエースといっても10人乗りのグランドキャビンという、全長5m超、全高2.3mのバスみたいに巨大なやつで、4年ぶりの運転は正直怖かった。

前の部署ではハイエースを運転していたのでワンボックスには慣れているし、最後は2tトラックまで運転したので大きな車は怖くないが、感覚が戻るまでに時間がかかると思っていた。

乗り込んですぐは体を固くしていたのだが、操作も挙動も普通車とさほど変わらないことに気づき、5分もすると「ふんふ~ん」と鼻歌まで出るようになった。注意すべきは内輪差だけで、バスのように大きく大きく鼻ずらを出して曲がれば問題なし。

人間というのは素晴らしいもので、会社までの1往復でまったく違和感がなくなり、以後鼻歌を歌う運転手に変身。自転車の運転同様、すぐに思い出すもんだな。


話は変わるが、我が家のダイニングキッチンの天井照明のカバーが壊れたまま数年。
ロコ嬢がLED電球の天井照明が安くなったことに気づき、手持ちの商品券にいくばくか足して、天井照明を買ってくれた。

今までの天井照明は部屋の隅まで照らしてくれたが、今回は構造上の問題で天井に近い隅が多少暗い。
照明の設置から数分でその陰影に気づき、僕はそれを「どこかで見た陰影」と思ったので、どこで見たのだろうと考えたら、シアトルの家だった。

あの家の僕の部屋は、天井扇がついた照明がついていたが、照明の真下だけが明るくて、部屋の隅がかなり暗かった。
住み始めて数日はそれが嫌だったのだが、住むにつれて「いい陰影だな」と思うようになった。部屋に陰影があると「微妙な表情」が生まれるのだ。

反対に、帰国してからは、明るい蛍光灯の白い光が隅々まで照らすのが嫌で、慣れるまでに数日かかったが、今は蛍光灯の白い光が普通になった。

今回、電灯が変わることで、その微妙な表情に慣れるまでおよそ5分。
人間の頭というのは不思議なもので、そうなったらそうで、すぐに慣れてしまう。ふと見上げると、天井近くの部屋の隅が微妙に暗く、それが実にいい表情になっている。

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