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僕は「孤独は寂しいことじゃなくて、孤独は自由なんだ」と言い続けてきた。
他人がそれをどう思おうが僕には一切関係ないし、極力人との関わりを避けてきたのだが、
常に静かにそっと隣にいる人の存在が大きなものだということに、
開け忘れたカーテンの隙間から射す光をボーッと見ているうちに、
突如神の啓示のように気づいてしまったのだ。

だから、僕は「ずっとそばにいて欲しい」と言い、
その人は「うん」と言ってくれた。
具体的なことは何も決まってないし、何も特別なことをしないと思う。
たぶん、今までと同じように、気づいたらなんとなく形ができていた、
ということになるんだと思う。

では、また。

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アントニオ猪木じゃなくて春一番。
春一番って、こんなに早く吹くもんだっけなぁ…と調べたら、
2月中旬から3月20日くらいまでのえらく広い期間中に吹く、
主に太平洋側の強風をいうらしい。

昨日今日の二日間、ゴーゴーガタガタずーっと強風が吹き続けた。
昨日は特に外出の用もなく、ネコ型生物として後ろ足で頭かいたり、
毛づくろいしたり、ソファで丸くなってウツラウツラ寝たりしていたが、
今日はどうしても床屋に行きたかったのと、ウルトラ・ストロングSF、
「イリアム」の続編、「オリュンポス」の下巻を買いに行きたかったので
仕方なく毛づくろいを中断して、駅に向かった。

約2ヶ月床屋に行かなかったので、ただでさえ髪の毛がクリンクリンなのに
ドライヤーみたいな強風を前後左右から当てられたので、
駅に着いた段階で髪の毛は総立ちのサリーちゃんのパパ状態だった。

まずは、オリュンポスを買いたかったので、隣駅の駅ビル内にある、
広大な本屋さんに行って、焦ってオリュンポスを購入。
日曜だから立ち読みのバカどもがたくさんいたが、
オリュンポスの周囲にはこういうおバカさんたちはいなかったのが幸い。
本好きの僕は、買いもしない本を傷める立ち読みを極度に嫌う。
買わないなら、読むな、もう。

で、最寄り駅に戻り、駅構内の床屋さんへ。
なんとなく知った顔の理容師さん(♀)に「全体に1.5cmほど」と指定。
「クリンクリンですねぇ」と言われたので、「春一番だからね」と答えると
「春一番ってなんですか?」と。春一番を知らない人もいるんだなぁ、と思いつつ、
「春の訪れを告げる強風のことだよ」と教えてあげたら、
「明日から春なんですか?」と聞かれたので笑ってしまった。
まぁ、お笑いの春一番も知らないだろうし、「元気ですかー?」と言うのは
やめておいた。ふぅ。

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早くも花粉が大量に飛び始めたようで、周囲では完全防衛の体制をとる人が出始めた。

僕は杉や桧はOKだが、セイタカアワダチソウという植物の花粉に見事に反応していた子供だったので、花粉症患者の苦労はよくわかる。今やあまり目にしないあの黄色い花を思い出すたびに、鼻がグスグスする。
ただし、若いうちに完治しちゃったので、ハナ垂らしてグシュグシュいってる人を見ると、「気の毒だなぁ」と思う。

去年から花粉症になったある知人が「どうやって治したの?」と聞くので、「『僕は花粉など関係ない関係ない』と1年間毎日欠かさず唱え続けたんです」と言ったら「本当に?」と疑われてしまった。
これはあながち冗談やウソじゃなくて、精神の働きが肉体に及ぼす影響ってものがけっこう重いのだ。精神だけじゃダメだけど。
まずは、海に行ってメガネもマスクも取って、深呼吸してみる。なぜ海かというと、花粉が少ないってことと、開放感のようなものが花粉症の発作を抑える(らしい)から。一度「OKだった」という記憶が残ると自信がついて、「爽快だー」という気分の良さが発作抑制に役立つ(らしい)。

「開放感と自信、ということから、海辺で素っ裸になって『私はスタイル抜群だぞーっ!』と叫んだりしたらいかがですか?」と言ったら、「バカッ!」と怒られてしまった。
セイタカアワダチソウ同様、今や裸で叫べる海辺っていうのもなくなっちゃったからなぁ。いや、そういう問題じゃないか。

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旧mixiフレンド、現ネットフレンドのritaさんに教えていただいた、
「大江戸の火消し」←リンク
を見たら、オーケストラをバックに邦楽隊が朗々と、
スモーク・オン・ザ・ウォーターを熱唱していた。
こういう面白い映像をどうやったら探せるのか、
ritaさんの探査能力には舌を巻くなぁ。心から感心。

これを見ながらKazu Matsui(松居和)←リンクという人を
僕は懐かしく思い出してしまった。
この人は尺八奏者なのだが、なんだか知らないが
ロスに飛んで、当時のトップ・ギタリスト4人を引き連れ
西欧古代叙事詩を下敷きにしたロック・オペラ風アルバムを
発表したのだ。
ハードロックあり、バラードありのバラエティ豊かな歌曲すべてに
「フォー」と尺八の音がかぶる、という、
とてもエキゾティックなアルバムだった。

このKazu Matsuiを探し当てるまでに右往左往し、
数回検索を繰り返してやっとたどりついたが、
僕はどうも検索が苦手で、目的を達するまでに時間がかかる。
キーワードがわかっているものでもこうなんだから、
「大江戸火消し」を探し当てるのは僕には無理だ。
ritaさんは、次は何を教えてくれるんだろうなぁ。

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二段組・760ページ超のスーパーストロングなSF、「イリアム(ダン・シモンズ著、酒井昭伸訳、早川書房刊)」を読み進めているけど、この「イリアム」は、①紀元前12世紀頃のトロイア戦争、②現在から数千年後の地球における旧人類、③現在から数千年後の火星での半生物機械たち、の3話が交互に語られる。素晴らしいが、あまりに複雑で、僕のシワのない脳ではよく理解できず、今回は3回目の読書。

僕は面白いSFを読んでいる時は頭が「SF頭」になっていて、ちょっと動きがギクシャクしている人と会うと「この人は機械かな?」と思ってしまうし、エキセントリックな個性の人と話すと「テレポーテーションして逃げよっと」と思ってしまう。
以前、「地球の長い午後」という古典大名作SFを読んでいた時、ボックス席の斜め前の座席に座る若い女性が、僕の目の前で着替え・化粧をし、食事までし始めたので、「この人の頭が突如キノコになったらどうしよう?」と恐れたことがあった。

いずれも何のことかわからないだろうが、僕の読むSFというジャンルはそういう破天荒な話が延々続くわけで、ストーリーに没入している一定期間は、僕の頭はすっかりSFに占領され尽くして、不思議なことを考える。いわく、「宇宙人は隣に住んでるんではないだろうか」とか。

宇宙人が人間に化ける時は、ごくごく目立たない標準的な人間になりすます、という。
普通に家庭を営んで妻子を愛し、そこそこの企業の地味な部署で目だった成績は上げない代わりに一切ミスをせず、天体観測を趣味にする、らしい。この天体観測っていうのがミソで、深夜、天体望遠鏡で星空を眺めるフリをしつつ、遥か遠い母星とメッセージのやり取りをする。
本物のスパイが敵地潜入する際の原則は、「目立たない」ことだという。だから、自己顕示欲がある宇宙人は地球では暮らせないから、僕は宇宙人じゃない、という結論になる。

こんなことを書いている間にも、宇宙人はごく普通の家庭でごく普通に妻子と楽しく話をしたりテレビを見ているんだろうなぁ、というSF的一文。

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