ちょっと怒った

昨日は一日嫌いなテレビを見ました。

わざわざ東京から取材に出かけ、家を失ってへたりこんでいる人や、
家族の安否がわからず途方にくれている人の鼻先にマイクを突きつけ
「今どんな気持ちですか？」と聞く、恥知らずで迷惑な
テレビというものに憎悪に近い感情を持ちました。

そんなことを聞くより、マイクを打ちひしがれている人の鼻先に
突きつける代わりに、暖かいご飯や、オムツやミルクなどを
たくさん持っていって、電気もつかない家で怯えている人に配れ、
と言いたいですね。
「報道することは社会的使命だ」と言うなら、取材する奴は一人で
あとの野郎どもは救援物資を持って取材する奴の後について歩き、
救援物資を配ればいいんです。
今まで困っている人を助けたマスコミがいたでしょうか。

偉そうに官房長官に質問する代わりに、同僚から募金を募り、
それを持って被災地に駆けつけるとか、そんなことをした新聞記者が
過去にいたでしょうか。

マスコミの家族に不幸があったら、マスコミ社員のもとに
売れないガキタレントにマイクを持たせて押しかけさせ、
「今どんな気持ちですかぁ？、どんな感じぃ？」と
聞かせてやればいいです。
売れないタレントに甲高い声で「どんな気持ちぃ？」と
聞かれる不快感と屈辱をテレビ屋と新聞記者に味わわせてさしあげたい
そんな気持ちです。