忍者ブログ
撮ったり・食べたり・読んだり
[11]  [12]  [13]  [14]  [15]  [16]  [17]  [18]  [19]  [20]  [21
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

音や声に無頓着な我が国一般に比べ、
僕は音や声に多少神経質かもしれない。

公共の場所に流れる音声とテレビの音には
「うるさいな」と思うし、商店の店員さんの甲高くて
舌足らずの話し方には「アニメの声優か」と思う。

声優といえば、嫌いなはずのテレビCMの、
「タカギ」という女性の声が好きだ。
蛇口一体方浄水器のCMなのだが、この声を聞くと
「お」と言ってしまう。
以前流れていた東京サマーランドのCMの声も
けっこうステキだった。

やや低めで落ち着いた語り口というのが好きで、
日本の女優さんだと朝加真由美さんの声が好きだ。
朝加さんの顔も好みかもしれない。

低い女性の声ならいいかというと、そうでもないらしい。
宝塚の男役の方の声を魅力的と思わないのがその証拠で、
あれは意識的に低い声を絞り出している感じがするからだろう。

女性アナウンサーの声が魅力的じゃないのは、
声が高い、ということがあるかもしれない。
真偽は不明だが、アナウンサーは「はっきりハキハキと話しなさい」と
繰り返し教育される、と聞いたことがある。
ハキハキ話す、ということは高い声を出すことじゃないんだが、
ハキハキ話そうとすると声が高くなるんだろう。

声優さんにまったく興味がないから、アイドル的な人気を誇る
声優さんがいると聞くが、その存在をまったく知らない。
知っているのは、サザエさんの声優さんたちだけで、
特にタラちゃんは僕のお気に入り。
心なしかタラちゃんっぽい声のロコ嬢に「ステキですー」などと
言ってほしいような、言ってほしくないような。

拍手[0回]

PR
近頃は人情話や「お父さんありがとう」と言って泣く花嫁を
テレビで見た時にちょっと涙がにじむ。
やはり歳なんだろうか。

泣くといえば、はるか20年以上も前に、日比谷野音がどこかで
韓国のサムルノリ(4種の打楽器で演奏される音楽)と、
たくさんの太鼓だけで地響きするような韓国の音楽を聴き、
最初は「なにかな?」という感じだったのが、徐々に心が熱くなって、
音楽が白熱してきてからは、思いもよらず涙が滝のようにあふれてきて
泣けて泣けて仕方がなかった。
どうして泣いたかわからないが、あの音楽は心のどこかに響くようなのだ。

シアトル滞在中に、ルームメイトから「教会に行かない?」と誘われ、
気軽に行ってみたら、そこはどちらかというと黒人たちの多い教会で
何を言っているかよくわからない牧師さんの説教があり、
説教が終わって、力強いゴスペルの全員斉唱を聞いているうちに、
体が熱くなってきて、両隣の人と手をつないで「あー!」などと
腹の底から声を出しているうちに、やはり滝のように涙が出てきて
「あ、なんで僕は泣いているんだろ」と思いつつ、号泣していた。

帰宅して、優しいインカの音楽を聴いていたら泣けてきて、
母親からの手紙を読んでは泣き、ネコのスキがあまりに可愛くて泣き、
なんだかこの日は朝から泣きどおしだった気がする。

冒頭に書いたように、人情話に弱くなったのは歳のせいだが、
年齢と共に心が汚れてくるのか、素朴なことでは感動しなくなり
夕陽がきれいだとかきれいな音だなどということに
泣くほど素直に反応しなくなっている気がする。
ただし、最近は、シェラックで塗装した木片のシブい輝きに
泣きはしないが、なんとなく心の底が「グッ」と動くような
不思議な感覚を味わう。

なんだろう、この感覚は。

拍手[1回]

土日はテレビっ子につられて、テレビを見る。
見る、というより、YouTubeでNew Yankee Workshopを見つつ、
視野の片隅にチラチラッとブラウン管のチラチラが見えている、
という感じなのだが、音声で内容はわかる。

チラッと見たニュースの中に「オリンピック選手、服装の乱れ」という、
「ん?」という内容があって、インターネットで調べてみると
若い男性選手が、ユニフォームを崩して着ていた、という内容だった。

記者会見も見たが、当該選手が記者の質問に舌打ちしたり、
小さな声で「るせぇな」と言ったことが問題になったんだそうだ。
色々見方はあるんだろうが、世間知らずのガキと、自分を1億3千万国民の
代表だと勘違いしている新聞記者だかのやりとりであって、
ああいうガキも嫌いだが、偉そうな記者はもっと嫌いだ。
そもそもオリンピックそのものがどうでもいい。

2年おきに毎回書いているが、採点競技っていうのがまったく理解できない。
よくわかるのは、誰よりも早くゴールした人が勝ち、とか、
誰よりも遠く飛んだ人が勝ち、という競技で、
計測技術さえ完璧なら、誰も結果に文句を言えないところがいい。

ところが、採点競技は、不正確極まりない人間の動作を、
その時点のあいまいな取り決めでもって点数化するわけで、
素人の僕には誰が一番かわからないので、わかりやすくしてほしい。
たとえば、スケート選手が規定時間内に一番多く回転したか、とか
誰よりも高くジャンプしたかを競う、とか。

興味はないが、どれか見てくれ、と頼まれたら、滑降を見る。
聞くところによると、滑降は瞬間時速120kmとか160km出して、
大きくジャンプしたり、遠心力に逆らって大きなカーブを曲がる。
ダイナミックで、飛形点なんてものもなく、とにかく一番早く
ゴールした人が勝ちー!というところが好きだ。

今後の興味は、「るせぇな」と言った選手が金メダルなんか取って
「あなたは責任を感じてるんですか?」などと詰問した記者に
「文句あっか?」と詰め寄ったりしないかな、ということ。
まぁ、それもどうでもいいな。

拍手[0回]

ちょっと疲れた金曜日の夜。
この曲を聴くと、やや元気が出て、楽しい気分になる。

別に、火曜日の夜でも構わないんだけど。

拍手[0回]

先週の土曜日、特に用はないが、ロコ嬢につきあって、ヨドバシに行った。
僕は、まったく飽きることなく、ほぼ毎週カメラを触る。
7Dも気になるし、5D MarkⅡなどは何回触っても飽きることがない。
レンズ込みで30万以上するから、購入は夢だけれど、
触ってファインダーをのぞくだけで満足する。

ロコ嬢は、旅行に行った時用のコンパクト・デジタルカメラを持っている。
写真のセンスもあると思うが、彼女は僕の写真趣味には参加してこない。
それは、僕が「お揃い」を嫌うからで、お揃いの衣服を持たないように
趣味もクロスしないようにしてくれているのかもしれない。

最近、僕たちは「お揃い」のフリースを買った。
そして、過日、お揃いの靴を買った。
いずれも最初に僕が買って、「これいいよぉ」と彼女に勧め、
「お揃いでいいの?」と聞かれたので、「もちろん!」と
答えたものだ。

写真趣味には以前から引きずりこもうと画策しているが、
「一眼レフはいらない」と言い張るので、失敗している。
つい最近、PENTAXがボディカラー100色のカメラを販売していることを知り、
昨日ヨドバシで「ほら、これだよ」と触ってもらった。
展示されていたのは、赤と白のボディで、僕は色なんかどうでもいいが
PENTAXの小ささと軽さをお教えしたかったのだ。

カメラになんか興味がないと思っていた彼女は、ファインダーをのぞき
「ディスプレイを見て撮るより、撮りやすいね」と言ったので、
目と鼻にカメラを押しつけてカメラを安定させなきゃ手ブレの可能性が
著しく増えるから、ファインダーのないコンパクト機は
駆逐されるべきなんだ、ということを力説しつつ、彼女を見ると
なんと!左目でファインダーをのぞいていた。

「ほぉ~! 君、左目が利き目なんだ!」
「そうだよ」
「30年も写真やってるけど、左目が利き目の人は初めてだよ」
「けっこういると思うけどな」
「いや、初めて見たよー」

と、いうことで、彼女にならって、僕も左目でファインダーを
恐る恐るのぞいてみた。

異様に違和感がある。
うまくファインダーの中に立体感を持たせることができないから、
ピントがあっているかもわからない。
我慢してじっとのぞき続けたら、なんとなく見えてきた。
ただ、うまく鼻をカメラに押しつけられず、カメラがフラフラする。

以前、渡部さとるさんの本か何かに、
「利き目には寿命がある」というようなことが書かれていた。
信じられない枚数を毎日撮り続けるプロの利き目は、
およそ30~40年で寿命が来て、利き目を替える人がいる、と
そんなようなことが書かれていた。

僕も写真趣味は30年になるし、老眼も進んだし、
いっそのこと左目でファインダーをのぞこうかと思う。
そうしたら、少し違う写真が撮れるかもしれず、
いや、撮れないかもしれないが、新鮮な気分であることは
間違いない。
服と靴と、ファインダーをのぞく目もロコ嬢とお揃い。

いつかどこかで、左目でファインダーをのぞく中年コンビを見たら、
それは僕たちです。

拍手[2回]

カレンダー
11 2024/12 01
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
web拍手
よろしかったら、ひとつポチンと
プロフィール
HN:
OLDARMY
HP:
性別:
男性
職業:
熟練の事務員
趣味:
写真人・料理人・読書人・ベランダ菜園家・木工人
自己紹介:
★写真/EOS7Dでスナップ
★料理/中華と和食とマフィン
★本/SF・自然科学・ドキュメンタリ
★ベランダ菜園/13年目
★木工生活6年目
リンクをたどってみてください
Twitter
OLDARMY48をフォローしましょう
最新コメント
[05/28 OLDARMY]
[05/27 マス号]
[05/21 OLDARMY]
[05/21 rita]
[05/02 OLDARMY]
[05/01 マス号]
[04/11 OLDARMY]
[04/11 けぇこ]
[04/08 OLDARMY]
[04/07 マス号]
カウンター
最古記事
アクセス解析
monoclip!
Template by Crow's nest 忍者ブログ [PR]