撮ったり・食べたり・読んだり
自宅最寄り駅のそばに、横浜家系(「ヨコハマ・イエケイ」って読む)のラーメン屋ができたのは、数年前のこと。
家系っていうのは、横浜の吉村家を元祖とする(って聞いた)「〇〇家」という屋号を持つラーメン屋のことで、太めストレート麺に脂ギトギト白濁醤油味のラーメン、らしい。毎週食いたくはないが、数ヶ月に一回、突如「あ、家系食いたい」と思うことがある。
先週の木曜日、ひどく体調が低下していたのだが、なぜか「家系食いたい」と思い、その店に入った。店員が声を揃えて「お待ったせいたしましたー!」などと叫ぶのが気に食わないが、しばしラーメンを待つ。で、出てきたチャーシューメンは麺が見えないほど大きなチャーシューが丼を覆い、ハシでそっとチャーシューをどけてみると…やけにスープが少なく、スープ好きの僕はがっかりした。やっぱり、ラーメンは麺を食べ終わった段階でも丼の半分もスープが残っていなくちゃ悲しい。このラーメンは麺を食べ終わった段階で1/5くらいしかスープが残っていなかった。おぉ悲しい。
そういえば、店員さんが大きな鍋の底の方からスープをすくっていたのを思い出し、「スープが20時頃に切れそうなラーメン店っていうのも悲しいな」と思いましたね、えぇ。
その昔は、キャンプに行くとラーメンを作っていた。なんでかっていうと、豚やら鳥やらを長時間煮ると匂いがすごく、家庭のキッチンで調理すると近所に迷惑だと考えていたから。
キャンプ場に着くと、大鍋に湯を沸かし、下ごしらえした豚骨と鶏ガラを強火で長時間煮詰め、大きな棒で骨を砕くと骨髄が出て、スープが白濁して美味しそうな匂いがする。昼から始めて夜まで煮続けるのだが、どうも僕は貧乏性というか、煮詰まるスープを眺めているうちに「煮詰まりすぎて量が減り、スープが足らなくなるんじゃないか」と思うことしばしだった。そっと湯を足そうとして、ラーメンプロデューサーM氏に「足すな」と言われること多々。途中で湯を足すと味が壊れるんだそうだ。
宴会の後にこのスープでラーメンを作って食べたものだが、皆の分はスープも麺も標準量で、僕のものだけは麺に比してスープがかなり多めで作った。僕、スープ大好きだから。皆がラーメンを食べ終わったのを確認し、僕はこのスープに塩と胡椒だけを足し、ズーッと飲むのが好きだった。ご飯を足してトンコツ雑炊にしても美味しいのだよねぇ。
今日は夕方になって急に気分が悪くなって、帰宅早々少し寝て、その夢うつつの中でトンコツ雑炊の夢を見ていた。この歳になって脂ギタギタが好きで夢にまで見るのは少し問題じゃないかと思うが、大して努力もしてないのに体脂肪率10%前後ってことでOKなんじゃないかと思うんだよなぁ。
家系っていうのは、横浜の吉村家を元祖とする(って聞いた)「〇〇家」という屋号を持つラーメン屋のことで、太めストレート麺に脂ギトギト白濁醤油味のラーメン、らしい。毎週食いたくはないが、数ヶ月に一回、突如「あ、家系食いたい」と思うことがある。
先週の木曜日、ひどく体調が低下していたのだが、なぜか「家系食いたい」と思い、その店に入った。店員が声を揃えて「お待ったせいたしましたー!」などと叫ぶのが気に食わないが、しばしラーメンを待つ。で、出てきたチャーシューメンは麺が見えないほど大きなチャーシューが丼を覆い、ハシでそっとチャーシューをどけてみると…やけにスープが少なく、スープ好きの僕はがっかりした。やっぱり、ラーメンは麺を食べ終わった段階でも丼の半分もスープが残っていなくちゃ悲しい。このラーメンは麺を食べ終わった段階で1/5くらいしかスープが残っていなかった。おぉ悲しい。
そういえば、店員さんが大きな鍋の底の方からスープをすくっていたのを思い出し、「スープが20時頃に切れそうなラーメン店っていうのも悲しいな」と思いましたね、えぇ。
その昔は、キャンプに行くとラーメンを作っていた。なんでかっていうと、豚やら鳥やらを長時間煮ると匂いがすごく、家庭のキッチンで調理すると近所に迷惑だと考えていたから。
キャンプ場に着くと、大鍋に湯を沸かし、下ごしらえした豚骨と鶏ガラを強火で長時間煮詰め、大きな棒で骨を砕くと骨髄が出て、スープが白濁して美味しそうな匂いがする。昼から始めて夜まで煮続けるのだが、どうも僕は貧乏性というか、煮詰まるスープを眺めているうちに「煮詰まりすぎて量が減り、スープが足らなくなるんじゃないか」と思うことしばしだった。そっと湯を足そうとして、ラーメンプロデューサーM氏に「足すな」と言われること多々。途中で湯を足すと味が壊れるんだそうだ。
宴会の後にこのスープでラーメンを作って食べたものだが、皆の分はスープも麺も標準量で、僕のものだけは麺に比してスープがかなり多めで作った。僕、スープ大好きだから。皆がラーメンを食べ終わったのを確認し、僕はこのスープに塩と胡椒だけを足し、ズーッと飲むのが好きだった。ご飯を足してトンコツ雑炊にしても美味しいのだよねぇ。
今日は夕方になって急に気分が悪くなって、帰宅早々少し寝て、その夢うつつの中でトンコツ雑炊の夢を見ていた。この歳になって脂ギタギタが好きで夢にまで見るのは少し問題じゃないかと思うが、大して努力もしてないのに体脂肪率10%前後ってことでOKなんじゃないかと思うんだよなぁ。
PR
会社の近所に讃岐うどん屋ができた、と同僚から聞き、「どこに?」と聞くと「靴屋の奥」だという。
さっそく行ってみると、表通りに面した靴屋前の歩道に大きな「うどん」というのぼりが出ていて、その靴屋の奥に「うどん」とのれんが下がっていた。どうやら、裏通りが本当の入り口で、靴屋さんを突き抜けた口は裏口らしい。昼時にはたくさんの人々がゾロゾロ靴屋さんを突き抜けてゆくのでとても迷惑らしく、当初は開放されていた靴屋さん側の入り口は施錠はしていないが、キッチリとドアが閉まっていた。
一番最初にうどんを注文し、そこにセルフサービスで天ぷらを乗せたり、おでんやおにぎりを皿にとって、最後に会計してもらう。
「かけ」というのはこっちでも「かけ」だからわかりやすい。暖かいだしにうどんが浸っていて、だしは薄い色の魚系の香りがほのかにする。「ぶっかけ」というのは、うどんにかけより濃い目のだしが、かけより少な目にかかっていて、生醤油はまさにうどんに生醤油がかかっている。釜揚げはなかったかな。
かけの場合、うどん1玉で200円、2玉で280円ととても安い。天ぷらやおにぎりは100~120円で、1玉プラス天ぷら2個とおにぎり1個で、500円もあればそこそこの食事になる。柔らかいがコシのある麺が美味しかった。
そういえば、友人H嬢に「今日讃岐うどんに天ぷら乗せて食べた」と報告したら、「たぬきうどんに天ぷら?」と言われてしまった。たしかに脂っこいものは好きだが、たぬきに天ぷら2個を乗せるほどには好きじゃない。
麺類大好き(そうめんは除く)の僕が翌日も行ってみたら、すぐそばの金融機関の女性職員が僕の前に並んでいて、店員のおばちゃんに「なん玉にします?」と聞かれ、「う~ん…」と悩んでいた。せっかちの僕が「早くしてね」と言おうとしたら「じゃ、3玉」と言って、大どんぶりから盛り上がるうどんを受け取り、天ぷらを3つ取り、おにぎりを2個とおでんを2種皿に乗せ、カウンターでうれしそうにわしわし食っていた。
若いっていいなぁ。
いつだったか、仕事帰りに牛丼屋に寄ったら、若い女性が一人で特盛(大盛より多い)をわしわし食べていて、発作的に惚れそうになったことがあるし、シアトル在住中に友人haruni嬢を家に呼んでとんかつをごちそうした時、ご飯もとんかつも4人前ほど作ってしまい、「まだあるから、良かったら食べてね」と言ったら、本当に3人前近く食べてくれて、本気で惚れたこともある。
単純に大食いの女性が好きなんじゃなくて、「意外性」ってものが僕は好きなんだと思う。じゃないと、テレビで見かける大食いタレントが全員好きだ、ってことになっちゃうものね。
話は戻るが、僕は讃岐うどんに海老のかき揚げと焼きちくわの天ぷらを乗せる。溶けてきた衣がつゆを吸ってさらに美味しくなるんだよねぇ(立松和平風に)。
焼きちくわは魚類を原料にしているからいいが、うどんとおでんのちくわぶを一緒に食べたら、小麦粉の麺と小麦粉(グルテン)の具を食べるわけで、それはなんとなく「お好み焼きと焼きそば」の組み合わせに似ている気がするのだが、どうだろうか。
さっそく行ってみると、表通りに面した靴屋前の歩道に大きな「うどん」というのぼりが出ていて、その靴屋の奥に「うどん」とのれんが下がっていた。どうやら、裏通りが本当の入り口で、靴屋さんを突き抜けた口は裏口らしい。昼時にはたくさんの人々がゾロゾロ靴屋さんを突き抜けてゆくのでとても迷惑らしく、当初は開放されていた靴屋さん側の入り口は施錠はしていないが、キッチリとドアが閉まっていた。
一番最初にうどんを注文し、そこにセルフサービスで天ぷらを乗せたり、おでんやおにぎりを皿にとって、最後に会計してもらう。
「かけ」というのはこっちでも「かけ」だからわかりやすい。暖かいだしにうどんが浸っていて、だしは薄い色の魚系の香りがほのかにする。「ぶっかけ」というのは、うどんにかけより濃い目のだしが、かけより少な目にかかっていて、生醤油はまさにうどんに生醤油がかかっている。釜揚げはなかったかな。
かけの場合、うどん1玉で200円、2玉で280円ととても安い。天ぷらやおにぎりは100~120円で、1玉プラス天ぷら2個とおにぎり1個で、500円もあればそこそこの食事になる。柔らかいがコシのある麺が美味しかった。
そういえば、友人H嬢に「今日讃岐うどんに天ぷら乗せて食べた」と報告したら、「たぬきうどんに天ぷら?」と言われてしまった。たしかに脂っこいものは好きだが、たぬきに天ぷら2個を乗せるほどには好きじゃない。
麺類大好き(そうめんは除く)の僕が翌日も行ってみたら、すぐそばの金融機関の女性職員が僕の前に並んでいて、店員のおばちゃんに「なん玉にします?」と聞かれ、「う~ん…」と悩んでいた。せっかちの僕が「早くしてね」と言おうとしたら「じゃ、3玉」と言って、大どんぶりから盛り上がるうどんを受け取り、天ぷらを3つ取り、おにぎりを2個とおでんを2種皿に乗せ、カウンターでうれしそうにわしわし食っていた。
若いっていいなぁ。
いつだったか、仕事帰りに牛丼屋に寄ったら、若い女性が一人で特盛(大盛より多い)をわしわし食べていて、発作的に惚れそうになったことがあるし、シアトル在住中に友人haruni嬢を家に呼んでとんかつをごちそうした時、ご飯もとんかつも4人前ほど作ってしまい、「まだあるから、良かったら食べてね」と言ったら、本当に3人前近く食べてくれて、本気で惚れたこともある。
単純に大食いの女性が好きなんじゃなくて、「意外性」ってものが僕は好きなんだと思う。じゃないと、テレビで見かける大食いタレントが全員好きだ、ってことになっちゃうものね。
話は戻るが、僕は讃岐うどんに海老のかき揚げと焼きちくわの天ぷらを乗せる。溶けてきた衣がつゆを吸ってさらに美味しくなるんだよねぇ(立松和平風に)。
焼きちくわは魚類を原料にしているからいいが、うどんとおでんのちくわぶを一緒に食べたら、小麦粉の麺と小麦粉(グルテン)の具を食べるわけで、それはなんとなく「お好み焼きと焼きそば」の組み合わせに似ている気がするのだが、どうだろうか。
一時期、スープパスタというのが流行ったことがあった。
僕は、そういう市販品が出る遥か前から、パスタにシチューかけたりしていたから、お金を出してそういう製品を買うことに抵抗があった。パスタにかけたものとして、ホワイトシチュー・ビーフシチュー・カレー・コンソメスープ・麻婆豆腐(ソースだけ)、等々。とろみのある液状の味の濃いものならなんでもOKだと思う。
パスタだけじゃなく、ご飯に何かかける、ということも好きで、ご飯に味噌汁かけたり、シチュー(ホワイトクリームの方)をかけたりしていた。以前一度、ご飯にトムヤムクンをかけたことがあるが、う~ん…まずかった。
昔、宴会旅行の朝食時に、ご飯に燗酒をかけて「親子丼」などと言ってるヒトを見たことがあるが、とても気持ち悪かった。
戦争中、白米はおろかお米そのものが食べられなかった僕の父は、「ご飯は白いもの」という思いが強く、僕がご飯に味噌汁をザーッとかけると、「お前なぁ…」とつぶやいていた。だから、僕の父は生涯丼ものを食べず、ご飯とカツ煮(ご飯と牛皿みたいなもの)を食べていた。カレーライスは食べていたかな。
最近の若い人は、水をガブガブ飲みながら食事をすることが多いことを知った。僕は水は飲まないが、味噌汁かスープがないと食事ができない。
先週、オリジン東秀でBセット(チャーハンと餃子のセット)を頼んだら、ついてくるべきスープが盆に乗ってなかった。バイトのおネェちゃんに「スープくれる?」と言ったら、「あー、すいません!」と持ってきてくれた。スープ飲みつつチャーハンを食べていたが、レンゲに乗せたチャーハンをスープに浸して食べたら美味しかったので、「チャーハンにスープかけたら美味しいかも」と思い、周囲を見回して誰も僕を見てないのを確認した後、チャーハンにスープをザーッとかけてザラザラ食べた。とても美味しかった。食後、心の中で「父よ、ヒドいメシの食い方してスマン」と謝ったが、父はチャーハン食べたっけ?
この数日は彼岸らしい。彼岸といえばおはぎだが、ご飯のうえにあんこが乗ってるなんてとても不思議だと思うのに、食べると美味しい。トーストにあんこが乗ってる小倉トーストより不思議かもしれない。
今日の朝食はベーコン・スクランブルエッグとおはぎだった。昨日のおはぎが余っちゃったからだけど、おはぎとコーヒーの組み合わせが最高だった。うん。
僕は、そういう市販品が出る遥か前から、パスタにシチューかけたりしていたから、お金を出してそういう製品を買うことに抵抗があった。パスタにかけたものとして、ホワイトシチュー・ビーフシチュー・カレー・コンソメスープ・麻婆豆腐(ソースだけ)、等々。とろみのある液状の味の濃いものならなんでもOKだと思う。
パスタだけじゃなく、ご飯に何かかける、ということも好きで、ご飯に味噌汁かけたり、シチュー(ホワイトクリームの方)をかけたりしていた。以前一度、ご飯にトムヤムクンをかけたことがあるが、う~ん…まずかった。
昔、宴会旅行の朝食時に、ご飯に燗酒をかけて「親子丼」などと言ってるヒトを見たことがあるが、とても気持ち悪かった。
戦争中、白米はおろかお米そのものが食べられなかった僕の父は、「ご飯は白いもの」という思いが強く、僕がご飯に味噌汁をザーッとかけると、「お前なぁ…」とつぶやいていた。だから、僕の父は生涯丼ものを食べず、ご飯とカツ煮(ご飯と牛皿みたいなもの)を食べていた。カレーライスは食べていたかな。
最近の若い人は、水をガブガブ飲みながら食事をすることが多いことを知った。僕は水は飲まないが、味噌汁かスープがないと食事ができない。
先週、オリジン東秀でBセット(チャーハンと餃子のセット)を頼んだら、ついてくるべきスープが盆に乗ってなかった。バイトのおネェちゃんに「スープくれる?」と言ったら、「あー、すいません!」と持ってきてくれた。スープ飲みつつチャーハンを食べていたが、レンゲに乗せたチャーハンをスープに浸して食べたら美味しかったので、「チャーハンにスープかけたら美味しいかも」と思い、周囲を見回して誰も僕を見てないのを確認した後、チャーハンにスープをザーッとかけてザラザラ食べた。とても美味しかった。食後、心の中で「父よ、ヒドいメシの食い方してスマン」と謝ったが、父はチャーハン食べたっけ?
この数日は彼岸らしい。彼岸といえばおはぎだが、ご飯のうえにあんこが乗ってるなんてとても不思議だと思うのに、食べると美味しい。トーストにあんこが乗ってる小倉トーストより不思議かもしれない。
今日の朝食はベーコン・スクランブルエッグとおはぎだった。昨日のおはぎが余っちゃったからだけど、おはぎとコーヒーの組み合わせが最高だった。うん。
カレンダー
01 | 2025/02 | 03 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
web拍手
よろしかったら、ひとつポチンと
プロフィール
HN:
OLDARMY
HP:
性別:
男性
職業:
熟練の事務員
趣味:
写真人・料理人・読書人・ベランダ菜園家・木工人
自己紹介:
★写真/EOS7Dでスナップ
★料理/中華と和食とマフィン
★本/SF・自然科学・ドキュメンタリ
★ベランダ菜園/13年目
★木工生活6年目
リンクをたどってみてください
★料理/中華と和食とマフィン
★本/SF・自然科学・ドキュメンタリ
★ベランダ菜園/13年目
★木工生活6年目
リンクをたどってみてください
最新コメント
[05/28 OLDARMY]
[05/27 マス号]
[05/21 OLDARMY]
[05/21 rita]
[05/02 OLDARMY]
[05/01 マス号]
[04/11 OLDARMY]
[04/11 けぇこ]
[04/08 OLDARMY]
[04/07 マス号]
リンク
カウンター
カテゴリー
アクセス解析
monoclip!