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横濱カレーミュージアム・横浜大世界・新横浜ラーメン博物館、と我が街には食に関するテーマパークが3つある。
こういう施設に共通する疑問として、入場料を払って行列してあまり美味しくない食事を食わされる、ということがある。ラーメンなどは、北海道から九州までの色んなラーメンを一度に楽しめるのはいいのだが、入場料分高いラーメンが、予想より美味しくないうえに行列している、ということから、別にわざわざラーメン博物館まで行かないで、近所のラーメン屋で十分なような気がする。

大型連休になると、我が街はどこも大混雑になるので、僕は連休こそ我が家でボンヤリしていることを好むが、「せっかくの休みは出かけなきゃ」と考える人が、僕の好みを勘案し、「んじゃ、今週行っちゃおう」と引っ張り出してくれた。リフォームのことを考えると出かけている場合じゃないんだけど。

11時に新横浜ラーメン博物館着、その時点で人気店には行列が出来ていた。予想はしていたが、ミニサイズを2杯食べたらさっさと帰ろうと思っていたので、まずは行列の短かった旭川・蜂屋へ。焦がしラードとアジのだし、がウリらしいが、魚嫌いの僕に食べられないほどの魚ダシじゃなく、逆に焦がしラードは控えめで、まずまず、というか、そこそこ。
続いて、和歌山・井出商店へ。ここは濃厚とんこつ醤油味で、ラーメン丼の内外がギトギトなのが気になった。だって、ツルッといってしまいそうだもの。味は甘めの醤油味で、ここもそこそこ。

僕は「たかがラーメン」と考えるクチだから、行列してまで食べたかないし、ラーメンを食べて衝撃を受けたこともないし、「究極の」という冠がつけられているとマユにツバをつける。厳選された素材を使ってくれても僕にはわからないんだな。

1階は物販コーナーになっていた。ここに出店している店はもちろん、出店していない店のお土産ラーメンを売っていたが、パッケージを見て思ったのは、「なんでラーメン店の店主はしかめっ面をしているんだろ」ということ。店主が怖い顔でこっちをにらみつけている写真がパッケージになっている商品や、味見の皿を眉間にシワ寄せて凝視している顔写真がパッケージになっている商品があり、ラーメンってそんなに苦渋に満ちたものかね?という疑問が湧いたな。

日本人は「道」が好きだ。ただの茶も生花も「茶道・華道」になるから、ラーメンも「ラーメン道」になっているのかもしれない。
「食事中は私語をするな」と怖い顔の店主が客に命じる「ラーメン道の」店で、シーンとしたスリリングな店内でズルズルッとそばをすするのも憚られるような緊迫した状況でラーメン食べても美味しくない気がするんだけどなぁ。
幸い、僕が入った店は雑駁な雰囲気で、H嬢と「シナチク固いね」と話しながら食べられたからいいんだけど。

で、色々トータルすると、やっぱり、家で食べるチャルメラが一番美味しい気がする。

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