シアトル

昨晩、ハルニことマス号嬢から、
「今ＮＨＫでシアトルやってます」とメールが来た。

日頃積極的にテレビを見ず、しかもＮＨＫは宿敵なので
一瞬迷ったが、turn onしてみた。

おぉ、なんとシアトル、しかもフリーモントのことを
静かに放映しておるではないか。

たしか、マス号嬢と一緒にこの街をブラブラしたことがあり、
レーニン像やロケットはまだ無事だったことを知った。
できれば、僕がＭＡＳＡと行ったレストランも紹介してほしかった。

シアトルのテレビを見て、喜んで寝たら、シアトルの夢を見た。
ルームメイトのティムとブレントが、日本語でお茶漬けの話をしていて、
僕が「正しいお茶漬け」というのを教えてあげたのだが、
何が正しいお茶漬けか、現実の僕はわかっていないので、
「う～ん…」と思いつつ目覚めてしまった。

話は変わるが、今日の夕暮れは素晴らしかった。

なんだかたまらない空の色と雲で、f3.5、1/1sec、手ぶれの限界を超え、
遠くの街の灯りがブレているが、全体的にきれいだから、よしとする。

どうでもいいけど、なきゃ困る

使用時以外はその存在を意識しないし、
使用時も「使っている」という意識もなく、
日頃その性能や使い勝手も意識しないものに
シェーバーがある。電気ヒゲソリ、ね。

石鹸と水でゾリゾリやるＴ字型のカミソリも嫌いじゃないが、
起きぬけのモーローとした頭であれを使うと、
たまに流血の事態を招くので、この数年は充電式の
シェーバーという奴を使い続けてきた。

意識にはないが、掃除は定期的にするし、
そこそこ大事にはしてきたつもりだが、
発売後7～8年たつから、消耗部品もなくなり、
「そろそろ買わないとなぁ」とロコ嬢に言っていて、
「ヨド〇シのポイントが貯まったら買えば？」と、
ポイントを貯めるには他の何かを買わなきゃならんし、
さりとて買いたいものはあるが先立つものがないので
どうしたらいいんだよぉ、などと言っていた昨日の朝。

10日ほどシェーバーの掃除をしていなかったし、
内刃の取り付け部分が気になったので内刃をはずして
右手に内刃を持った瞬間、ポロッと内刃を取り落としてしまった。
内刃はコロコロところがって、ちょうどその時は
水を流していたうえに、排水孔のフタみたいなのを
はずしていたから、あわれ内刃は排水管の中へ。
「あー！」と言ったが、すでにトラップのその向こうへ
内刃くんは流れ去っていったのだった…。

そこに冷静なロコ嬢が登場。
「内刃、落としちゃったの？」
「う」
「トラップのところにないの？」
「ないの」
「じゃ、買おうね」
「う(泣)」
なんだか、おもちゃを壊して、お母さんに慰められている
子供のようになってしまった。

で、こいつを買った。

ピチピチ禁止

久しぶりに吉野家に行った。
特に牛丼が好きなわけじゃなく、単に「安い早い」からで、
注文後1～2分で食えるのはせっかちな僕にはありがたい。

ばくばく食べていると、僕の列の端に「どうしたらそんなに太れるんだ」と
言いたくなるほど太った男が席につき、「豚丼の大盛」と注文した。
同時に反対の端に来た小太りの男が「豚丼」と注文したら、
店員の女性が大きな声で「大豚と豚！」と叫んだので、
思わず笑いそうになったら、僕の隣のオジサンが「うふっ」と笑っていた。

なんだかわからないが、太った人を見ると笑ってしまう。
僕の勤める会社の経理部長は太っちょなのだが、
大きな体を縮めて細かい数字を日々追っている姿を見ると笑いたくなる。

これを書いている最中、古いネットのニュースを思い出した。

【インドネシアの県、女性のタイトなズボン禁止を検討】
イスラム教の戒律が厳しいインドネシアのアチェ州の一部で、
女性のタイトなズボンが着用禁止になる可能性があることが分かった。
違反した場合、ズボンは切り裂かれる場合もあるという。

スレンダーな女性がタイトなズボンを履いているのを見ても何も感じないが、
少しふくよかな女性がピッチピチのズボンを履いているのを見ると
「おっ」と思う。「がんばっているな」と思うのだ。
「手に取ったズボンを、履いてみたら結果的にピッチピチ」というのが
僕は好きなように思う。

上記のニュースは、イスラム教の「女性の体のラインを露にしちゃいかん」という
宗教的に正しい考え方からなんだろうが、ずいぶん不自由だと思う。
「結果的にピッチピチ」という人はインドネシアに行けないし、
大豚と豚の人もインドネシアには行かない方がいいと思う。
ズボンピッチピチだったし。

名古屋名物

名古屋名物・味噌煮込みうどんが好きだが、
特に「ここの店」というのはなくて、
店で食う2,000円もするものより、駅で買える
1,200円（2食分）のもので充分なのだ。



写真は、山本屋総本店の味噌煮込みうどん。
ロコ嬢が、鶏肉・油揚・ねぎを入れて、さっと作ってくれた。

僕は、味噌煮込みうどんとドミグラスソースを食べると
なんとなく喉の奥の方で苦味みたいなものを感じるが、
ゴーヤも含めて苦味が嫌いじゃないから
苦味に「ん？」と思いつつワシワシ食っていく。

今回の名古屋行きは慌しく、午後入り翌日早朝帰京だったから
コメダ珈琲にも行けなかったし、ヨコイのスパゲティも
食えなかったが、味噌煮込みうどんで満足。
泊まりもアパホテルじゃなかったので、汲み豆腐にトーストという
珍妙な組み合わせも楽しめなかった。仕事だから文句はないけど。

汲み豆腐にトースト、というのは、アパホテルの朝食を担当するのが
豆腐料理のお店だから、和食の方用に汲み豆腐が用意されているのを
洋食派の僕はその豆腐とトースト＋コーヒーという組み合わせで
朝食を済ませたのを、ホテルのスタッフに「面白いです」と
しっかり見られていた。栄養バランスは良いと思うが。

出かけた

数年ぶりの名古屋。
夕食は中華だったが、本当はヤマちゃんの手羽先やら
ヨコイのスパゲティやら食いたいものがたくさんあったけど、
まぁ、仕事だから仕方ない。

お仕事は昨日(11/24)の夕方から、夜の中華パーティだけで
僕は朝起きたらコメダ珈琲で適当に過ごして、「いやぁ遅くなりました」と
出社するはずだったのだけれど、5時半にバキッと目覚めてしまい
まずシャワーを浴びたら本格的に目覚めてしまい、
7時過ぎに名古屋駅のコメダに行こうと地下街の入口を見たら
10時にならないと地下街は開かないのだった。

写真は、ホテルから駅に向かう道沿いにあるビル。
「名古屋、ありがとう」は誰に向けたメッセージなんだろうか。
特に僕は名古屋に世話になったことがないので、
積極的にありがとうとは思わないが、嫌な思い出もない。

この後、早朝賑わう錦の市場を（鼻つまんで）ブラブラしながら
駅に向かった。僕は魚嫌いなので、生臭いのが苦手なのだ。

駅の手前に、直径２メートルほどの石の球があり、
その上半分には芝状の植物がスポーツ刈りのように生えていた。
いわゆるモニュメントかアートなんだろうが、
僕はこういうスポーツ刈りには異常に関心を持つ。
ただし、重いバッグを担いであるいてきたので疲れてしまい
写真を撮れなかったことが悔やまれる。